参加者による意志決定させる(進行役は意志決定しない)ことの3つのポイント
会議の進行において大切なことは、「参加者による意志決定させる」ことです。会議の内容はもちろんのこと、会議の進め方や会議の終了および継続について、会議の参加者に決定させます。ただし、会議の参加者の好き勝手に決めさせるのではありません。「会議を効果的に進めさせるためはどうすれば良いのか?」ということを建設的に考えさせることは、進行役の大切な役割のひとつです。今回は、参加者による意志決定させる(進行役は意志決定しない)ことの3つのポイントをまとめてみました。
1)勝手に決定されたこと、押しつけられた考えには反発する。
会議の進行役となったとき、意気込んで臨んだ結果、周りが一体となることなく、まとまりのない会議になった経験はありませんか?会議の進行役となったとき、「意志決定しなければ!」「議論の方法、進め方を指示しなければ!」と思ってしまいます。しかし、これは逆効果です。人は、勝手に決定されたこと、押しつけられた考えには反発する傾向があります。
2)参加者は、自ら考えたことは、前向きに取り組む。
1)にもあるように「考えを押し付ける」ことはNGです。大切なことは、参加者は、自ら考えたことは、前向きに取り組むという性質を利用することです。参加者自身で決めたことであれば、俄然やる気も出て、ムードが明るくなります。
3)参加者に考えさせるのキッカケは、会議の進行役が提供する。
参加者に「考えさせる」キッカケは、会議の進行役が提供するようにしましょう。これ役割がまさに会議の進行者の力量が問われるタイミングです。
下記の例を示します。
【ケース1】議論が活発にならず、沈黙が続いているとき
「どのように議論を進めましょうか?皆様のお知恵を貸して下さい。」
無理に意見を言わせようとするのではなく、議論の方法についてから、アイディアを募集するようにしてみましょう。
【ケース2】会議の終了時間が迫っているとき
「そろそろ時間ですが、この案件、いかが致しましょうか?」
会議の終了が近い場合、議論の継続の有無についての判断を会議参加者に促しましょう。
【ケース3】他にも議題があるにも関わらず、最初の議題で白熱してしまい時間がないとき
「大変興味深い議論ですが、他にも議題があります。他の議題についてはいかがいたしましょうか?」
あくまで判断は参加者に委ねることが大切です。
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