「論破」することは避けましょう。
「会議で彼の意見を論破したよ。」と自慢げに話をする人がいます。聞いている方は、自慢話を聞いているようで、ウンザリしまうものです。この「論破」という行動は、会議において自慢すべき勲章なのでしょうか?論破というアクションは、少しもカッコよくはなく、異なる考えを相互理解するという目的を持つ会議においては、有効的ではありません。
論破とは、「議論をして相手の説を破ること。」という意味(参考:大辞泉)です。相手の説を破るまでのプロセスにおいて、「反論できな状況に追い込むこと」「『認めさせる』というスタンス」が色濃く残ります。言わば、徹底的に相手を叩きのめす状況です。叩きのめす側にとっては、自分の意見を押し通すことができ、反論についても排除できたので、気分が良いに違いません。しかし、論破され、叩きのめされた側はどのような感情でしょうか?とても気分が良いものとは言えません。そのような心理状態が本当に有意義なものなのでしょうか?まして、「論破」したことで、自分の優秀さを自慢げに話すことに意味があるのでしょうか?
会議においては重要なことは、「論破」することではありません。大事なことは、【1】「自分の意見を相手に理解してもらうこと。」と【2】「相手の意見を理解すること。」、そして【3】「相手に納得してもらうこと。納得すること。」です。
論破するという行動は、強制的に【1】「自分の意見を相手に理解してもらうこと。」を達成しているばかりで、【2】「相手の意見を理解すること。」と【3】「相手に納得してもらうこと。納得すること。」は実現しているとは言い切れません。
論破しようと思うのではなく、上記の三つのスタンスを大事にして会議の臨んでみてはいかがでしょうか?ちょっとオトナになれるはず。
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